



当車両は、T様のS13シルビアのフロントフェンダー叩き出しです。希望のホイールを履かせるために行った作業です。ホイールはニスモGT 4・9JJ+22(GTRサイズ)。まず、ハンマーなどでフェンダー裏側から叩きます。その後、ドリーなどを併用して形を整えます。S13系はフェンダーアーチが長いため、切断して広げることもありますが、多少なりとも値段が高くなってしまうため、当車両はハンマリングのみで作業を行いました。
極力、パテはぬりたくないため、ハンマリングで、ある程度形にします。左の画像にあるように、ベースとなるパテは強度を考えカーボンファイバー入りのパテをぬります。ホイールを合わせながら整形していきます。仕上げのパテは目の細かいパテぬり形を整えます。
パテ作業が終わったら、次はサフェーサーの段階に入ります。若干厚めに塗って、巣穴等も埋めるようにします。下地を曖昧にすると、仕上げに影響を及ぼすため、念入りに作業を行います。
サフェーサーをペーパーで研ぎ、足付けをしたのち、塗装になります。当車両は、ホンダのブルーパールに全塗装してあり、だいぶ塗装が焦ていたため、確実に調色することが大事になりました。塗装すると、叩き出したフェンダーが綺麗な形になったのが解かります。乾燥させた後、磨き作業と組み付け等をして、完成です。
ホイールを履かせて仕上がったのが左のT様の車両です。ボディーカラーとホイールの色合いが非常にマッチして、カッコイイです。ワイドフェンダーを装着するのも良かったのですが、あえて叩き出しにこだわったあたりが、トータル的にインパクトを与える車両になったかと思います。